2023年5月16日火曜日

トランスフォーマーレガシー メガトロン

 トランスフォーマーレガシーより、メガトロンです。メガトロンっつーかメタルスドラゴンメガトロン2というか。当時品持ってなかったので買いました。リーダークラスでまぁまぁ大きいです。


宣材写真見たときは(ドラゴンモードで)四角い胴体にひょろい腕と首がぴょろっと出てて、イマイチかな〜と思ってたんですが、実物は気にならず、格好良い。翼がグラデーションのかかったクリアパーツなんですが、写真だとストロボ光が当たって色がめっちゃ飛んでます。


武器等もなく、クリアーパーツのファイヤーエフェクトのみ。ドラゴンの口が開閉し、エフェクトをセットできます。雰囲気バツグン。トランスフォーマーのエフェクトパーツは割と持て余すというか、変形する都合上どうしていいか分からん物が多いですが、こいつはつけっぱなしでも良いですね。


首や尻尾はボールジョイント、腕や足も各関節が動くので、ドラゴンモードでもポーズが付けられます。が、フロントヘビーなので前にコトンと倒れがち。尻尾の根本がもう少し動くとそこでバランス取れるんですが・・・。

キングダムのビーストメガトロンの時も思ったんですが、デカイ恐竜(こっちはドラゴンだけど)のフィギュアが手元にあるとそれだけでテンションが上がる。俺、恐竜好きなんだな・・・と思い知らされる。いや、男の子はみんなそうだろうが・・・。

変形はダイナミックな動きが面白いし、実際にドラゴンの爪がロボの胸にピッタリ収まったりして楽しいですね。変形そのものは簡単です。
ビークルモードは無し。なぜ・・・。元の玩具でビークルモードのパーツになっていたディテールがそのまま再現されているのが泣ける。

ロボットモードもムキムキでいいぜ。スタイルも良く、背中の羽もありめちゃくちゃ格好良い。

元の玩具というか、当時のビーストウォーズっぽいデザイン、ディテール、雰囲気があります。アメリカ玩具のマッチョイズムのある感じ。作ってるのはタカラトミーのはずなのに。



ロボットモードも各部よく動く、動くけど、それが効果的かどうかはまた別という感じ。大きい分クリック関節もあり、安定はしていますが、頭っつーか首が尻尾と繋がっていてあまり動かなかったり、片腕がドラゴン首まんまだったり、手持ち武器が無かったりで、ポーズつけてもいまいち代わり映えが無い。

一応ファイヤーエフェクトは手に持たせられますが、なぜか手が銃持ち手みたいな造形でしっかり固定できない。なんでだよ。

ギミック満載・メッキバリバリの豪華絢爛なトランスフォーマーの極地と言っていい時代の物のリメイクなのでどうしてもいろいろショボい部分はありますが、まぁコストカットというか世界経済というか少子化というかそういうやつなので何も言うまい。当時あ〜これ買えなかったなぁ〜ってやつがリメイクされるだけで十分です。なのでランページとデプスチャージがほしいぜ。無理だろうけど。

いや、無理だろうな〜ってやつが続々と発売されるのが昨今なので、マジで分からんな。


2023年5月15日月曜日

バンプレスト GLITTER&GLAMOURS スーパーセーラーマーズ (Aカラー)


前回紹介したヴィーナスと一緒に、マーズも買っておりました。Glitter&Glamoursのスーパーセーラーマーズです。旧アニメ版では制作の都合上、ジュピターやヴィーナスの要素も背負わされ、異常に濃いキャラクターになっておりましたが、こちらは原作準拠のクールビューティーな雰囲気です。


出来はヴィーナス同様、塗装が最低限なのと、台座がダメダメな点以外は良いです。アイプリントはパッケージ写真だと目と目の間が狭い印象でしたが、実物は良好です。結構似てます。

ただ、首の角度がデコマスと異なり角度がついた状態になっています。パッケージ写真見て買うとあれ?と思う箇所です。これまた実物だとこんなもんという感じですが・・・。
それもあって、鑑賞角度が定まらないような印象があります。どう置いていいのか分からんというか。


ヴィーナスでは安定していた台座、マーズはやたらと不安定で撮影中も何度かコケました。普通の板状台座に刺すタイプにしてくれ。


スーパー化するとコスチュームデザインが全員画一化されてしまうのがもったいないですね。微妙に各部のデザインがそれぞれ異なるのが良かったのに。これはこれで腰の後ろの長いリボンが可愛いけど。




セーラー戦士は皆顔が小さく足が長いモデル体型ですが、その中でもミニスカート&ハイヒールなマーズとヴィーナスは肌色の面積が多い!その足の造形も良く出来てて見栄えします。


ヴィーナスと一緒に撮ったら手がちょうど重なって図らずも二人はプリキュアみたいになった。プリキュアシリーズはここまで極端なプロポーションではないところが今風ですね、と思ったけど初代ももう20年以上前か・・・。


2023年5月14日日曜日

バンプレスト GLITTER&GLAMOURS スーパーセーラーヴィーナス (Aカラー)

劇場版セーラームーンEternalよりスーパーセーラーヴィーナスです。バンプレストの、いわゆるプライズフィギュア、ゲームセンターの景品です。とはいえ普通にAmazonとかでも売ってるし、実際私はメルカリで買いました。ゲームセンター行かないのでこの手のフィギュアはそこそこ買ってるけど実際どういう風に置いてあるのか未だに知らないという・・・。


さて、映画にまでなったのにフィギュアは売れないという判断か、セーラー戦士の立体物はプライズフィギュアで細々と展開しているのみ、欲しい人間はこれで我慢せねばなりません。キーホルダーやステーショナリー、コスメみたいなものは死ぬほど出るんだけどなぁ・・・コンテンツのターゲットが俺らじゃねえ・・・。

とはいえ、実物はマジでいいです。この手のやつはコストの制約があるのでパッケージ写真と実際の量産品の差が激しいことが多いですが、これは塗装がショボいだけという感じ。造形はしっかりしているし、アイプリントももっとひどいかと思ったけど全然良い。そうはいっても最近の棒立ちでも3万円くらいするスケールフィギュアとは比べちゃいかんぜ。


上げた右腕の脇がちらりと見えるのが良い。フェチポイントだ。

なによりサイズが大きいのがイイ!1/7スケールフィギュアくらいあり、存在感がある。マジで気に入りました。

昔のバンダイのガチャフィギュアみたいなやる気のない台座(というか台)と塗装が最低限すぎることがマイナスですが、それ以外は問題無し。マーズは買ったけど、ジュピターもほしいなぁ。大きい分場所取るんですけど、ネットショップだと1,500〜2,000円くらいで買えてしまうのでホイホイ買いそうになるのがマズいぜ。

リペイントするつもりで買いましたが、いつになるやら・・・。その前に映画見ないと。

2023年5月13日土曜日

スタジオ86 アイアンハイド


 ザ・ムービーも映画だしスタジオシリーズでいいよね!というゴリ押しは好き。なぜならアイアンハイドがアニメそのまま出たから。そして一般販売だったから。


というわけでスタジオ86のアイアンハイドです。リメイクシリーズのメインラインではシージとアースライズで出てますが、特にアースライズの方は限定商品で買えなかったのでこれが出てくれてよかった。

ロボットモード、ビークルモード共にこんな完璧なアイアンハイドある?という具合で良い。


変形もパネルを上手に使っていて良い。最後の合わせが少し大変ですが、概ねスムーズに変形できます。個人的には変形ヘンケイシリーズの斜めにぶった切られたパーツが展開していくやつ以来のアイアンハイドなので、結構新鮮です。

お気に入りは銃で、ビークルモードの裏面に排気管のように収納できるところ。ビークル時に武器が露出しないのは見た目がスッキリするので良い。


胴体がやや寸詰まりな感じがしますが、ポーズつけると気にならない・・・かな。




可動範囲も広くて色々ポーズが取れます。クラスに対してちょいコンパクトにまとまってる分肉抜きとかもあまりなく、しっかり出来ています。肩とかね。大きかったらボールジョイントだったろうな、という箇所もきちんと軸関節でできていて良い。

そのうち出るんでしょうけど、色を変えてラチェットにしてくれたらまた買っちゃうぜ。

頭出さなければG1玩具っぽいのもできます。

2023年5月8日月曜日

伝説巨神イデオン 感想1

癖になるオープニングテーマ曲

YouTubeで伝説巨神イデオンが配信されました(2023年5月現在)。毎週水曜日に配信されているので楽しく見ております。富野監督のロボットアニメらしさ全開で、相変わらず女性キャラクター達が良い!今10話くらいですが、思ったところを好きに書きます。これは俺のブログなので・・・。

異星人とコンタクトし、敵が攻めてくる。なので発掘したイデオンを中心に迎撃して自分達を守る、(かつ、味方がいない)というガンダムのホワイトベース一行と同じような展開。ですが、仕方なくガンダムに乗るアムロや、突然艦長になって板挟みになるブライトといったメンバーと異なり、主人公のコスモを筆頭に戦闘意欲が高い!サイヤ人かよ、と言いたくなるような言動が目立ちます。ここが既に面白い。

イデオンのパイロットでもあるカーシャ

特に女性キャラクター達が顕著で、いわゆる戦争巻き込まれ型ヒロインのはずのカーシャがマジで戦闘民族で、ことあるごとに「追撃しましょう!」と提案してくる。もうほとんど赤いサイバトロンだ。決闘のあと、逃げていくギジェを「サムライの精神」で見逃す男どもを尻目にイデオンで踏み潰そうとし、そのあとのミーティングでもしきりにあそこで殺しておけば!と攻める。強すぎる。

すげ〜と思ったところは敵の姫様カララに惚れててやたらと甘い職業軍人のベスに対して、「デレデレしちゃって」みたいなザ・アニメなセリフは全く出てこず、一言「不潔よ!」と生理的嫌悪感をあらわにする台詞回し。その状況下で10代の少女にしか言えないセリフがバチピタで出てくる。何食って生きてたらこんなセリフ出てくるんだ。

シェリルさん。髪を手で直すのが癖

はい次、シェリルさん。学者先生でイデオンの発掘調査をしていた女性ですが、いわゆるキャリア・ウーマン的な人で、何かとベス、そしてベスの近くをちょろちょろして惑わす(とシェリルには映っている)カララと対立します。というかほぼ全員と対立しているような・・・。女性性むき出しなカララは当然、子供の世話をしている妹や、カーシャに対しても容赦が無いのがすごい。現実主義者・実利主義者ですが、人情を含む現状把握がサッパリなので、極限状態のイデオン隊の中で浮いてます。そして皮肉も言いまくるのでこの人が喋るのを見るのが楽しいです。

カララ様。目のハイライトが無いので表情が死に気味。見切れてるのがベス

さて、その惑わすカララ様は敵のお姫様で偵察中にそのままイデオン隊に捕まり、彼女を救出しにバッフ・クランが何度も攻めてくる、という展開が続いています。見てるとカララ様がさっさと帰ればめでたしめでたし、伝説巨神イデオン・完という気がしないでもないが・・・。他の連中のキャラが立ちまくってるため、むしろ平均的なアニメのキャラクターだな、という感じがかえって面白い。

ハルル様。唇がセクシー。

そしてただでさえキツい女性キャラクターばかりのところ、カララ様の姉のハマーン・カーンみたいなハルル様が出てきてすごすぎる。ハルル様、完全に男ばかりのグループでオタサーの姫になるか女海賊になるかの二択で後者を選んだ人、みたいな雰囲気がすごい。見た目はボトムズのフィアナみたいで素敵ですが、キャラクターとしてはマジで真逆だ。

と、富野監督作品なら女性キャラクターに注目してみよう、というところで感じたところを書きなぐりました。まだ10話なので、キャラクターたちも変化していくでしょうが、今の段階ではということで。

ドグ・マックの出撃シーン。格好イイ

ついでにメカについても。大人な目で見ても、贔屓目に見ても、デザインだけパッと見て格好良い!とはならない・・・なりにくいバッフ・クランのメカですが、それでも小型宇宙戦闘機ばかりで戦っていたところにでっかいドグ・マックが出てきてイデオンといい戦いするとかっけえ!となりますね。出撃するときにガシャガシャ足を揃えるシーンを毎回映されるとイイなぁ〜と唸る。やはりロボットアニメはデザインだけではなくて、お話や魅せ方も大事ですね。聞いてるか境界戦記。

※この記事の画像はYoutubeのサンライズ公式配信のスクリーンショットを使用しました。